2026年7月18日、TOPDAY AtelierのWebサイトを公開しました。

TOPDAY Atelierは、日常の中で感じた小さな「欲しかった」を、実際に使えるWebサービスとして形にする個人開発アトリエです。企画や設計、開発だけでなく、公開後の運営と改善まで一貫して行います。

このサイトには、それぞれ別々に育ててきたサービスを一つの場所にまとめ、何をつくり、どのような考えで運営しているのかを伝える拠点としての役割を持たせました。公開を完成とは考えず、活動とともに少しずつ育てていきます。

現在運営している3つのサービス

公開時点では、次の3つのWebサービスを企画・開発・運営しています。

Events Calendar

公開当初は、好きなチームや大会の予定をGoogleカレンダーやAppleカレンダーで継続購読できるサービスとして始めました。現在は、編集部が選んだスポーツ、花火、音楽、展覧会などを、開催日と独自のガイド記事から探せるメディアへ転換しています。

ふたり音

2つの音の関係を聴き分ける、ブラウザ上の相対音感トレーニングです。単音を個別に覚えるのではなく、音と音の距離を捉える練習ができます。

キキナオシ

Apple Musicにある新しいリマスターや別バージョンの候補を探し、知っている音源をあらためて聴き比べるきっかけをつくるサービスです。

分野はスポーツ、音感トレーニング、音楽探索と異なりますが、どれも自分自身が欲しいと思ったものを、長く使える形にするところから始まっています。

サイトの技術構成

サイトはNext.js 15のApp Router、React 19、TypeScriptで実装しました。コンテンツはStatic Exportで静的ファイルとして生成しています。

生成したファイルは非公開のAmazon S3バケットへ配置し、Amazon CloudFrontから配信します。独自ドメイン topday.jp のDNSはAmazon Route 53で管理しています。www.topday.jp へのアクセスはCloudFront Functionで正規URLへ301リダイレクトし、S3はCloudFront経由でのみ参照できる構成にしました。

静的サイトを選んだ理由は、現在のサイトが活動紹介と各サービスへの案内を中心としており、サーバー側で動的に処理する必要がないためです。構成を小さく保ちながら、高速かつ安定して配信できます。

公開に合わせて整えたもの

独自ドメインへの切り替えに合わせ、HTTPS証明書、DNS、メール、アクセス解析、検索向けの設定を一通り整えました。

  • AWS Certificate ManagerによるHTTPS配信
  • お名前.comからRoute 53へのネームサーバー切り替え
  • Google Workspaceによる contact@topday.jp の運用
  • MX、SPF、DKIM、DMARCとメール送受信の確認
  • Google Analytics 4の導入とリアルタイム計測
  • Google Search Consoleの所有権確認とsitemap送信
  • canonical URL、OGP、favicon、robots.txt、sitemap.xmlの設定
  • プライバシーポリシーと404ページの用意

DNSの切り替え後はGoogle Public DNS、Cloudflare DNS、自宅Wi-Fi、モバイル回線から確認しました。Webサイトだけでなく、メールの送受信やHTTPS証明書、外部リンクも含めて確認しています。

公開後に行った改善

GA4では、3サービスへのリンクを押したときの service_link_click と、問い合わせリンクを押したときの contact_click を計測できるようにしました。ページビューだけでなく、サイトが案内役として機能しているかを確認するためです。

表示面では、PRODUCTS見出しのラベルが重なる問題を修正し、サービスカードのリンク領域を広げました。リンク文字だけでなくカード下部全体を押せるようにし、PCでもスマートフォンでも操作しやすくしています。

XではTOPDAY Atelierのアカウントを開設し、初回の紹介投稿からサイトへリンクしました。OGP画像、タイトル、説明が表示されることを確認し、サイトのフッターにもXへの導線を追加しています。

主要ブラウザでの確認中には、スマートフォン版フッターのXリンクが画面右側にはみ出す問題を見つけ、レイアウトを修正しました。また、ヒーロー下部に置いていた装飾的なスクロール案内は、既存の導線と役割が重複していたため削除しました。

これから

まずは3つのサービスを継続して運営し、実際の使われ方や届いた声をもとに改善を重ねます。Journalでは、サービスをつくった理由、開発中に考えたこと、公開後に分かったことを記録していく予定です。

Xでも更新や改善を発信します。大きな計画を先に掲げるよりも、小さく公開し、自分でも使い、長く育てる。その積み重ねをTOPDAY Atelierの活動として残していきます。