Events Calendarは当初、好きなチームや大会の予定をGoogleカレンダーやAppleカレンダーで継続して確認できるサービスとして公開しました。
公開後にデータの利用条件とサービス独自の価値をあらためて見直し、これからは編集部が選んだイベントを独自の記事と月間カレンダーで紹介するガイドメディアへ転換します。この記事には制作当初の背景を残しながら、現在の判断と新しい方向を追記します。
当初解決したかった問題
応援しているチームや観たい大会が増えるほど、開催日を追いかけるのは意外と大変です。競技ごとに公式サイトを開き、開始時刻を自分の予定と照らし合わせ、変更がないか何度も確認する必要があります。
そこで、利用者が普段使っているカレンダーへスポーツの日程を届ければ、観たい試合を日常の予定と一緒に確認できると考えました。これがEvents Calendarを作り始めた理由です。
カレンダー購読サービスとして公開
最初のEvents Calendarでは、チームや大会を選び、専用のカレンダーURLをGoogleカレンダーやAppleカレンダーへ追加する仕組みを提供しました。複数の対象をまとめ、日時変更もカレンダーアプリの更新に合わせて取り込めることを目指していました。
野球、サッカー、ラグビーなどのスポーツを中心に、できるだけ多くの日程を扱う方針でした。旧機能を利用している方への案内と移行導線を整えるため、これらを直ちに削除するのではなく、段階的に終了します。
データ利用条件と独自性を見直す
サービスを継続して運営するには、情報が公開されていることだけでなく、その取得方法や再利用の条件を確認する必要があります。また、日程を広く集めるだけでは、Events Calendarならではの価値を十分に届けにくいことも分かりました。
公開規約や利用条件を見直した結果、利用許諾を確認できない外部サイトや内部APIからの定期取得を、無許諾のまま安全に継続できるとは確認できませんでした。確認できていない法的リスクを負って網羅性を追うのではなく、扱う情報と制作方法を見直すことにしました。
無許諾の定期取得を終了する
今後は、利用条件を確認できない取得元からの定期的な収集を終了します。好きなチームや大会を選ぶ機能、個人用カレンダーの作成、ICSによる継続購読、全試合・全イベントを網羅する方針も段階的に終了します。
これは特定の規約違反や審査結果を断定するものではありません。公開規約を見直し、許諾や安全性を確認できる範囲で運営するための判断です。
記事と月間カレンダーを中心に
新しいEvents Calendarは、「これから観たい・行きたいイベントを見つけ、日付から独自のガイド記事へたどれる」メディアを目指します。
編集部が選んで記事にしたイベントをサイト上の月間カレンダーへ表示し、開催日から各ガイドへ移動できるようにします。記事には独自の見どころ、初めて参加・視聴する人向けの情報、参加方法や視聴方法、確認に使った公式リンクを掲載します。
スポーツ以外のイベントにも広げる
対象はスポーツ観戦だけに限定しません。花火・祭り、ライブ・音楽フェス、展覧会、季節行事、配信イベントなど、日付をきっかけに出会える幅広い催しを紹介します。
すべてのイベントを網羅したり、常に最新の情報を保証したりするサービスではありません。公式・公認メディアではなく、編集部が確認して選んだイベントを独自の視点で案内します。参加前には主催者の公式情報もあわせてご確認ください。
週2〜3本を目標に、確認して届ける
まずは週2〜3本を目標に、ひとつずつ調べ、編集し、内容を確認して公開します。数を網羅することよりも、イベントを知った人が「観てみたい」「行ってみたい」と判断できる情報を丁寧に届けることを優先します。
月間カレンダーとガイド記事を行き来しながら、次の楽しみを見つけられるメディアへ少しずつ育てていきます。